「特別支援学校を卒業してから分かる実情と、 在学中に親として準備しておくべきこと」ぜんち共済セミナー

「特別支援学校を卒業してから分かる実情と、 在学中に親として準備しておくべきこと」ぜんち共済セミナー

2022年2月19日 未分類 0

ぜんち共済セミナーに参加しました。金成 祐行さんは、全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会顧問です。息子さんが知的障害です。

「自閉症で知的障害ありの子の経験ですが、他の障害種別の方々にも参考になればという思いでお話しさせていただきます。」ということなのでとても参考になります。また、強度行動障害についての知識や、それをきっかけに教育や施設・福祉行政についての考えを高めることができると思いました。

強度行動障害については、予防が大切です。特別支援教育の間は守られていますが、卒業後は守られていない現状があります!

夫婦のコンセンサスの不足は、どこの家庭でもよくあることですね。これが結構難しいです。うまく第三者(支援学校教諭など)にアドバイスしてもらうことができればよいと金成さんはおっしゃっていました。

叱責➡強度行動障害の強度が増す➡強い叱責➡さらに強い強度行動障害 という悪いスパイラルはよく見られます。

知識不足と予防の視点がないことがご本人にとって一番つらい状況になります。肯定的な言葉がけが教育的効果が上がるのですね❣

「人+シチュエーション」「場所」のレッテルが張られるとそれがこだわりとなります。

金成さんは最後にこんなことをおっしゃっていました。「知的障害の子を持つ親は優しい方が多いのですが、子どもを預けているからと遠慮するのではなくきちんとお願いすることが大切です。行政に対しては現状を訴えて何とかしてほしいということも必要。

強度行動障害に関心がある方も、まだそういうことを知らない方にとってもとてもためになるセミナーだと思いました。

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