2021年の振り返り　6月11日、参議院本会議で「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」（以下、「医療的ケア児支援法」）が可決されました。

ハートコンサルティング　　障害のある子の「親なきあと」相談室小田原　が支援する、『フローレンス』

およびフローレンスが事務局を務める全国医療的ケア児者支援協議会が6年にわたり訴えてきた医療的ケア児者家庭への支援拡充は、支援法の成立により大きな一歩を踏み出しました

私が、フローレンスの活動を知ったのは確か2015年の新聞広告からでした。当時、養護学校（特別支援学校）の教員をしていましたが、医療的ケア児を担任として受け持っていて、そのご家族の大変さを身近に感じていた時です。夜も、付きっ切りでお世話をするので、ほとんど眠る事ができないお母さんもいます。そのようなときに、その家族の支援に携わる活動をしているフローレンスに感動し、それから支援をしています。

2018年には、代表の駒崎弘樹さんともお話をする機会がありましたが、その後コロナ禍でなかなか事業も難しい中「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」を6年越しで実現させたことは素晴らしいことだと思います。

欲を言えば、医療的ケア児だけでなく、医療的ケア者についても支援を幅広くこれから向けていってほしいと思います。今後、期待したいと思います。2021年の振り返りでは、とても印象に残った出来事でした。