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NHKスペシャル「ドラマ こもりびと」11/24 23:45~24:59に再放送 NHK総合
10年以上ひきこもり生活を送る倉田雅夫(松山ケンイチ)。重いストレスを抱え働けなくなったことがきっかけだった。厳格な父・一夫(武田鉄矢)は元教師。地元でも尊敬を集める存在だが、雅夫の存在を世間から隠し、立ち直らせることも諦めていた。しかし、自らの余命宣告を機に、最後にもう一度息子と向き合うことに。一方の雅夫は、閉ざされた部屋の中で人知れず、ひきこもりから抜け出す道を必死で探っていた―(ドラマエピソード)
就職氷河期に、就活に失敗して正社員になれずそれからひきこもりになった主人公(松山ケンイチ)の次の言葉が印象に残りました。
「 同調圧力 何があっても学校や社会のルールを守って忠誠を誓うやつが仲間だと認められる。誰も社会を疑わない 働くのはあたりまえ 頑張るのはあたりまえ (中略) 効率ばかり求めてやさしさがなくなったこの国で俺たちの居場所ってどこにあるのだろう」
また、父親役の武田鉄矢の息子に対する最後の言葉は、「生きててくれ それだけで良いから」でした。遅すぎたかもしれないと父親は思いますが。。。その言葉を受けて主人公は前を向いて歩くのだろうということを予想させるエンディングとなります。
今でも、ひきこもりの人はたくさんいます。その方の存在を忘れてはいけないと思いました。