又村あおいさんの講演です!

又村あおいさんの講演です!

2021年8月25日 未分類 0

障害年金業務研修会の【第3回障がい当事者に学ぶ勉強会】で、ゲスト講師として招かれた又村あおいさんの講演の概容をお伝えします!

 又村あおいさんの略歴:全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長。長く、神奈川県平塚市、県、内閣府で障がいのある人の支援制度・政策の推進に従事。とくに障がいのある人の権利擁護、暮らしとお金の支援などに力を入れてき
ました。
(講演概容)
平成18年 障害者権利条約  国際水準との比較をされるようになる 日本は平成26年に批准
地域で暮らすことを進める➡昔は家or入所だったからお金は使わなかった
65歳になると 障害福祉サービスから介護保険サービスに移行➡お金が「1割」かかるようになる➡お金の準備が必要になる
障害基礎年金➡これを受給できるかどうかは死活問題。重度障害の方は特に!
親の(支援)なきあと➡漠然とした不安がある➡これを、具体的な課題にしていくのがプロの役割(相談支援専門員など)
毎月の不足額×12か月×(支援する期間)年=〇△〇円 という計算でシミュレーションする。
・学齢期までは、お金の出入りは世帯全体で考えていた
成人期におけるお金の出入り➡本人の収入と支出(例:家賃、家の修繕費なども➡本人の管理?)
・特別障害者手当➡重度障害の重複だが(重度知的障害と強度行動障害の重複もありえる)
・心身障害者扶養共済制度
・福祉定期預金➡1年定期で0.1%~0.15% マル優と併用可能
・障害基礎年金プラスiDecoの運用もあり得る(障害年金を長期に貯めておくことができるのであれば)

全国手をつなぐ育成会連合会のめざすもの
 所得のベースを固めた上に、減免、手当など品数を豊富にする。
 選択肢を豊かにしていきたい。
 コロナ禍や災害時の障害者への対応もしていきたい。

雑駁ですが、内容は以上です。又村さんから、逆に障害年金の受給について質問がありました。障害年金の申請について、育成会から働きかけることも必要であると言われていました。障害年金を扱う社会保険労務士と引き続き、何らかの情報共有や連携ができると良いと思いました。

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